Another ＃12(終)「Stand by oneself -死者-」

ちょっ、次から次へと人が死んでいくんですが。
何が起きてるのか、誰が殺したのか。

金木と松井を殺したのは風見。
こいつも襲われたことで精神がおかしくなったのか。
今回の災厄は5月から始まった。
だから5月に転入してきた恒一が死者。
これまた理由がすごいな。
まあ、4月に死んだミサキを知らなければ5月から始まってもしょうがないな。

赤沢の思う死者は鳴で揺るぎない。
鳴を殺して災厄が止まらなければ違う人を襲えばいい。
狂気に孕んだ行動ってのは恐ろしいな。

1年半前に恒一は赤沢に会ったことがあるのか。
で、会話もしてるけど恒一は覚えてない。
話したことがある人が転入。
最初から赤沢は恒一が気になってたのね。
で、護ろうとしてたけどその恒一は鳴を庇ってばっか。
イライラもするわな。
で、最後はガラスの破片でなんて。
これ、人によっては運が悪いだけなんじゃね？
最後まで報われずに死んだ赤沢がカワイソス・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・

鳴が言う死者。
三神玲子。
恒一の叔母でもある。
1年半前に玲子は通り魔に殺されて死亡。
葬式のために夜見山に来た恒一は、そこで赤沢と会う。
無くした記憶の全てのピースが合ってしまったか。
鳴の言葉を信じるしかなくなったわ。
2年前の災厄で玲子と赤沢のいとこも死亡。
全ては災厄で繋がっていたってのがなんともいえんな。

玲子を殺したことで今年の災厄は止めることが出来た。
とはいえ犠牲が多すぎだろ。
参加したことで死んだ奴らもたくさん居るんじゃね？

勅使河原たちは次を助けるためにMDに記録を残す。
災厄の輪廻は止まらないのか。
いつか誰かが災厄の根源を止める日がくるのかな。

総評
しかしミステリーというか、次に死ぬのは誰？という疑心暗鬼になる作品だったな。
だんだんと精神的におかしくなっていくのは秀逸。
声は違和感はなかったけど、鳴の声を当ててた人はあんまりうまくないように聞こえたのは気のせい？
感情の無いキャラだったからやりにくかったのかな。

作画は頑張ってたけど、やっぱりグロは謎の黒い影がｗｗｗ
Blood-Cに似てるけど、あれほど死がぞんざいじゃなかったからまだマシ。
ただ、合宿した後は死にすぎ。
これでもかって言うくらい人が死んだな。
死者が判明して死に還したけど、なんともすっきりしない。
結局暗いままで終わったんですけど・・・。
現象の根源を止めて、これ以降災厄が起きないって終わりだったらまだすっきりしたけど、止められたのは今年だけ。
この現象、次の悲劇とかでまたストーリーが出来そうだな。
そして疑心暗鬼になって皆殺しになると。
・・・やっぱり救いが無いわ(ﾉД｀)

なにはともあれ、スタッフ、キャストの皆様、お疲れ様でした。

Ａｎｏｔｈｅｒ　（４） (角川コミックス・エース 170-8)
角川書店(角川グループパブリッシング)
2011-12-28
清原 紘


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